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進研ゼミとZ会の教材の違いを解説【違いを理解したら入会先も分かる】

「Z会で学力を伸ばしたいけど、
 難しすぎたらどうしよう?」
「人気の進研ゼミは、やっぱり安心?」

小学生向け教材の中で、
「Z会は難しい」はもはや定説。

実際に申し込みをするにも
少し勇気がいる…。と
二の足を踏まれる方は多いですよね。

対して進研ゼミは、
会員数トップクラスの人気教材

では、どちらに入会した方がよいのでしょうか?

どちらの教材が優秀でしょうか?

今回の記事では、
通信教育業界の大手2強とも言える
「進研ゼミ」と「Z会」の小学生向け教材を
完全解説しました。

進研ゼミvs Z会の教材の違いが
はっきり分かる

教材の違いから、子どもがどちらに入会した方が良いかわかる

ちなみに、現時点で
「子どもにどのような勉強をさせたいか」

これがはっきり分かっている方は、
この記事だけで、どちらを選べばいいか分かります。

小学生向け教材は、今や付録だけでなく
プログラミングや英語、保護者サポートなど、
プラスαの部分も各社特徴を出してきています。

今回は一番重要な
「メインテキスト部分のみにフォーカス」
しています。

メインテキストは子供が毎日のように
向き合うので、本当に超重要部分です

この記事で、
自分の子どもがどちらに向いているのか?
非常に参考になると思います。
ぜひ読んでみて、教材選びの情報としてください。

進研ゼミとZ会の教材の違い

進研ゼミとZ会

比較する教材は
○進研ゼミ「チャレンジ小1講座テキスト」
○Z会小学生コース「おためし教材小2」

こちらで、比較していきます。

『進研ゼミの小1』『Z会の小2』
となりますが、実はこれで合ってます。

Z会のおためし教材は、小2と記載がありますが、
内容は「小1のおさらい」です。

つまり、4月から小2になるお子さんであれば、
ちょうど良いタイミングの内容ということ。

ちなみに「おさらい」ですが、
実際の小1テキストと同様のレベルです。

今回は上記2つの教材を取り上げ、
実際にやってみた上で解説や出題について
見比べてみました。

進研ゼミとZ会の教材「国語の基礎」の違い

ではまず国語の基礎編から。
句読点の使い方という単元を見てみましょう。

句読点の使い方―進研ゼミの場合

進研ゼミでの句読点の使い方、
解説はこのような感じ。

句読点解説
「シンプルな一文」を使っていますね。
昭和から変わらない例文です。

『履き物』『着物』とは、子どもにとっては
まだ聞き慣れない単語かもしれませんが、
イラスト入りで分かりやすいです。

最後には、
主役キャラクターのキッズが出てきて
意見しています。

次に出題はというと、このような感じ。

句読点問題

やはり、短くシンプルな文とイラストを採用。

解答欄には点線が入っていて、
スムーズな書き込みを誘導しているのがミソです。

 

句読点の使い方―Z会の場合

では、Z会の方はどうでしょうか。
早速句読点の解説を見てみましょう。

句読点(Z会)
進研ゼミと同じ、
『履き物』と『着物』のシンプルな例文が
登場していますが、イラスト等はなし

さらにカギかっこの説明も、まとめて記載。

個人的には、この解説文を子どもが自力で読んで
理解するのは難しいと感じました

では出題はどうでしょうか。

句読点問題(Z会)
『けいさつかんはあわててにげていったどろぼうをおいかけました。』

少し「問題文が長い」ですね。

それに「難易度が高め」で、
しばらく親子で考え込んでしまいました。

解答欄には進研ゼミと同じく点線が入って、
書き込みやすいのは嬉しいです。

しかし文が長いため、
1つの答えだけで2つ分の解答欄を
使い切ってしまうという結果に。

 

進研ゼミとZ会の教材「国語の応用(文章題)」の違い

ここは大きく差が出るところかもしれませんね。
比較してみました。

文章題―進研ゼミの場合

文章の写真は割愛しますが、

○テキスト見開き上半分に文章が書かれている

○下半分に問題が書かれている

これは進研ゼミもZ会も共通です。

進研ゼミの解答欄の例です。

文章問題

進研ゼミの解答欄は、
こういった「穴埋め形式」になっていることが多いです。

もっと親切だと上記(3)のように、
マス埋め形式になっていることも。
文字数が分かるので解答しやすいです。

 

文章題―Z会の場合

次にZ会の文章題です。
実際やってみた解答は以下です。
文章問題2
まず解答欄の特徴として、
大枠だけがあり自由記述形式です。

②の解答に息子は『帰っていったあと』と記入。
しかし文章を見てみると、

文章問題3
正解は『うさぎがかりが帰っていったあと。』

③に書いた『黒いパンダうさぎ』も、

文章問題4
『目のまわりが黒いパンダうさぎ』が正解。

これらは穴埋め形式の出題であれば
正解できたのかもしれません。

ちなみにこのZ会の文章題は、
ハイレベル問題とされていました。

「スタンダード」→ 基本+応用
「ハイレベル」→ 基本+応用+発展

このようなフリー記述形式でしたが、
Z会も問題によっては、穴埋め形式の出題もされます。

個人的な感想にはなりますが、
フリー記述の出題は、難しい
というか解きにくいと感じました。

次は「算数」を見比べていきます。

進研ゼミとZ会の教材「算数」の違い

まずは、くり上がり計算から。

くり上がり計算―進研ゼミの場合

進研ゼミのくり上がり計算の解説はこんな感じ。

繰り上がり計算
マスを埋めていくのですが、
最初のマスに至っては解くわけではなく、
『なぞろう』になっています
(かなり優しめな印象)

そして、色分けがされているのがポイント。

最後にはキャラクターがアドバイスしてくれます。

くり上がり計算―Z会の場合

次にZ会のくり上がり計算はどうでしょう。

繰り上がり計算2

色分けはありませんが、
●を使って解説しているのが
視覚的に捉えやすい感じがあります。

キャラクターもいないせいか、
進研ゼミよりはシンプルに見えます
好みが分かれるところかもしれません。

 

Z会の算数ハイレベル問題に触れてみた

次にZ会のハイレベル問題をやってみたのですが、
これがなかなか手強いレベル。

今回やってみたハイレベル問題はこちら。

たし算ピラミッドと言えば良いのでしょうか。

パズル計算
空欄が多く、一筋縄ではいかないです。

やり方は理解したものの解き方が難しく、手が止まってしまっていました。

ちなみにチャレンジで同様の問題としては、
半年ほど前に似たような形式のものがありました。

たし算を始めたばかりの頃なので、
かなり簡単なレベルのものになります。

念の為、写真を載せておきます。

パズル計算2
ピラミッドの土台に全て数字が入っていますので、
解きやすいですね。

さらにカラフルなのも、進研ゼミらしいです。

進研ゼミvs Z会 教材を比較してみて気づくこと

進研ゼミは「一人でも進めやすい」

進研ゼミは、
一人でも進められるようなきめ細やかな工夫
がなされている印象があります。

例えば、キャラクターの登場が多い点がそうです。

同級生のキッズやお友達も一緒にお勉強、
時には励ましたり盛り上げたり。
「かんがえる先生」は、解説はもちろんのこと
問題のヒントをくれることも。

言ってみれば、テキストの『チャレンジ』が
1つのスクールみたいなイメージでしょうか。

色分けやイラストも豊富で、
何とかして理解してもらおうという工夫が満載です。

 

Z会は「親子で一緒に取り組む」

一方、Z会の方はというと、考え方は
ある意味「全く逆」と言っても良いかもしれません。

つまり「親子で一緒に取り組む」ことで、
効果を最大限に発揮できるように作られています。

教材では、余分なイラストや盛り上げは省かれています。

キャラクターもいることはいますが、
パッと見はいたってシンプル。

後はそれを題材にして、
○親子で関わり合いながら話し合う
○図を書いてみる
○絵を描く
といった色々なアレンジが可能です。

親子で試行錯誤するプロセスには、
その場にしかない生きた学びがあり、
そこで培われる力を、
Z会は重視しているように感じます。

Z会の問題の中には、
『おうちの人に考えを話してみましょう』
というものがあります。

このような問題は、答えが一つではありません。

その子なりの答えや考えるプロセスを
大人が受け止めることで、付け焼き刃ではない
本当の考える力や伝える力を伸ばすことができる。

Z会はそんな特徴があるように感じました。

「チャレンジ」vs「Z会」の選び方

Z会は親子で取り組むことを重視している
とお伝えしましたが、1から10まで全て一緒でなくてもOK。

共働きのご家庭でも、まず学童でやっておいて、
帰宅後に親子で見直すなど、
ご家庭に合ったスタイルで進められているようです。

そして学年が上がってくれば、
1人で学習することも増えてくることでしょう。

さらにタブレットコースともなれば
基本的には、子供1人完結スタイル。

とはいえ教材のテイストがシンプルなので、
ある程度「親の関与は必要」です。

 

一方、進研ゼミはとっつき易いけれど、
力をつけるには物足りないかな?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

進研ゼミの方でも、発展的な問題を扱う
有料オプション教材もありますので、
難易度に関しては選択できます。

以上と考えて、選び方を考えますと、

「進研ゼミ」を選ぶ場合

○子どもが一人でも進めてくれる方が良い人

○基礎レベルを中心に勉強させたい人

「Z会」を選ぶ場合

○子どもと一緒に取り組みたい人

○比較的難しい内容も勉強させたい人

それぞれお子さんの特性も、一人一人違います。
上記を参考に、
「うちの子にはどっちかな」の視点を
大切にして選んであげてください

ぜひ、参考にしてみてくださいね。